夢・希望を育む機窓は わが生涯研修
駟馳山
2003年11月1日に智頭病院への異動が決定した。発端は同年6月末の県の人事異動(内々示)にあった。智頭病院の常勤小児科医がなくなり、「智頭町では子育てができない」と、鳥取県立中央病院(中病)を時間に初診されたお母さんの言葉を受けて、アレコレと画策したが、結果的に、「小児医療の現場主義」の実践として、小生が過疎地域の小児医療を担うことになった。自身、次年度当初の心づもりだったが、智頭町・智頭病院からの要請が強く、病院事務部と県庁病院局に委ねた結果、予想外の11月当初異動となった次第で、(初代の)医療局長の職責を急遽辞することになったため、アレコレと後任者のために整えた。結果、10月にゆとりが生まれ、年休を活かして、イタリアのツアーに参加した。(妻が同行する予定だったが、腰痛のため、長時間の航空機が負担との懸念から、息子が同行)
関空発着のエールフランス機で、パリ(シャルル・ド・ゴール空港)経由、往路ミラノ、復路ローマ発だった。
復路、シベリア大陸を通過し、大雲海に入ったが、これが切れたら、海面が見え、隠岐の島・道後が見えた!かつ、何と、鳥取上空を眺める飛行になった。鳥取砂丘など、見慣れた海岸線と湖山池、千代川、そして、そのまま南下し、何と!智頭町の上空(西側)を通過し、智頭町の中核部を眺め降ろし、撮影した。(通常なら、米子空港上空を経て岡山空港上空に入るが、この時は、着陸順の調整もあってか、鳥取空港上空を通過したことになる。その後、山陰海岸から岡山空港上空を経る着陸コースはは、機の後方A席にて、十数回の機窓研修実績で、未だにこの時限り(2019/5)!
中病での小児医療を計四半世紀近く勤め、智頭への異動が決まった時点での、鳥取上空から智頭上空への通過には、万感の思いを抱いた。あれから15年余が経過した今(2019/5/29)、写真を見て、気持ちを新たにしている。
その後、瀬戸内海にでて、小豆島を眺め、撮れた写真にはエンジェルロードがしっかりと視認できた。
※ 撮影は Air France Airbus A330 40A 席 2003年10月11日(土) シベリアでの日の出シーンを先に見る!
駟馳山
鳥取砂丘
湖山池
鳥取空港
駟馳山
鳥取砂丘
青島
鳥取空港
駟馳山
篭山
牛臥山
黒尾峠 →
赤磐市
吉井川
吉井川
吉野川
エンジェルロード
土庄町
この日、2003年10月11日(土)のシベリア大陸の日の出物語は、日本時間 06:04からスタート!
シベリア大陸の大雲海の高度が高くなったため、再び、太陽が雲の中に沈み込みました。
この後、高度1万m以上の世界が霧雲に包まれて、太陽が穏やかになりました。 06:24 撮影はここまで。
関空に向けて、機首は東南方向に向くので、朝は逆光になり、窓のシャッターを閉めることになります。とは言え、定番的に、シャッターを少し開けて観察・・・。 すると、オ! 隠岐の島だ!
隠岐の島・道後を眺めつつ・・・! で、冒頭の写真に戻ります。